エンジニアリングマネージャーとしての経験をビジネスにできないかと模索していて、エンジニア向けのキャリアコンサルティングに興味を持ったので、日本マンパワーが開講しているキャリアコンサルタント養成講座のオンライン説明会に申し込んでみました。
キャリアコンサルタントを目指す理由
現役エンジニアリングマネージャーが、エンジニアと 1 on 1 をして、テクノロジの学習計画を作成したり、キャリアプランを考えたりするサービスをしたいと思いました。これはエンジニアリングをやってきた人にしかできないことだと思います。実際のところ、キャリアまで考えてくれる上司の元で仕事をしているエンジニアだけではないはずなので、エンジニアとしてキャリアに悩んでいる人をサポートするのは求められているのではないかと考えたわけです。
そう考えたときに、キャリアコンサルタントという仕事になるのかなと思って調べてみたら、キャリアコンサルタントは国家資格で、キャリアコンサルタントと名乗るためには資格試験に合格しなければならないことがわかりました。ということで、一念発起してキャリアコンサルタントを目指すことにしました。
キャリアコンサルタントであれば、副業として土日にやるなど小さく始めることができます。エンジニア人脈ができることも有意義そうです。キャリアコンサルタントだけで生計を立てるとなると難しいですが、個人事業主の一事業として細々とやるのは自分の性格的にも向いている気がします。悩ましいのは、キャリアコンサルタントとして時間あたりの料金をいただいている場合、有料職業紹介事業として人材紹介することは法律上できないようです。本件についてはまだきちんと調べられていないので、今後詳細に調べて方向性を決めていきたいなと思っています。
いずれにせよ、キャリアコンサルタントと名乗ってサービス提供をしたいので、キャリアコンサルタント養成講座のオンライン説明会に申し込んでみました。
オンライン説明会の事前準備
キャリアコンサルタント養成講座のオンライン説明会に申し込んだところ、届いたメールに事前映像と説明会資料へのリンクがありました。事前準備としてそれらを閲覧してメモにまとめました。
キャリアコンサルタントとは、「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行う専門家」だそうです。相談者の「自己理解を深めること」「自律的な成長を促進すること」が大切なようですね。まさに、エンジニアリングマネージャーとしてやってきた(つもりの)ことです。
キャリアコンサルタントになるためには、「厚生労働大臣認定の講習」を終了し、「キャリアコンサルタント試験」に合格し、「指定登録機関」に登録しなければならないそうです。なお、キャリアコンサルタント試験は、筆記試験、論述試験、面接試験で構成されるようです。キャリアコンサルタントとしての登録の更新は5年ごとのようです。
CDA 資格や資格取得後の進路、講座の内容、給付金などについても説明がありました。給付金については、ハローワークに受講前に行って「受給資格者証」を取得する必要があるようです。僕の場合は離職直後ではあるのですが、個人事業主として開業届を出しているため、対象になるかどうか微妙な感じですね……。
本稿では、キャリアコンサルタント養成講座のオンライン説明会に申し込んだ経緯とオンライン説明会の事前準備を記事にしてみました。メモのような短めの文章で、ビジネスとして考えていることを今後も記事にしていきたいと思います。