自宅の床に本を積む限界を迎えたので、ニトリで本棚を購入しました。天井までの高さと空間の幅を最大限利用でき、本棚として妥当な奥行きを持つオーダーラックを注文した経緯を記事にしてみました。
要件
長い付き合いになる家具なので、事前に下記のような要件を定義しておきました。
高さは 210 cm 以上である
床面積あたりの収納効率を最大化したいので、自分の手が届く最大限の高さである 210 cm 以上であることが要件になりました。
幅は 1 cm 単位で指定できる
空間に合わせた大きさの本棚にしたいので、幅は 1 cm 単位で指定できることが要件になりました。今後、同じ本棚を追加で購入するときに、新しく設置したい空間に合わせて幅を指定できるようにしたいという理由もあります。
奥行きは 30 cm 程度である
技術書やビジネス書を収納したいので、A4 縦を収納できる奥行きである 30 cm 程度であることが要件になりました。奥行きが 30 cm より深すぎても床面積を占有するだけで意味がないという理由もあります。
棚板は上下に移動できる
本の高さを合わせて収納することで収納効率を最大化したいので、棚板を上下に移動できることが要件になりました。また、すべての棚板を上下に移動でき、その移動ピッチは細かいことが理想です。
棚板を追加で購入できる
標準の棚板だけでは不足する可能性があるので、必要に応じて棚板を追加購入できることが要件になりました。事前に計算して本棚と一緒に発注すればいいのですが計算が面倒だったので……。
幅木よけの加工ができる
本棚を壁に寄せた方が安定するので、幅木よけの加工ができることが要件になりました。
地震対策の突っ張り金具が付属している
本棚の高さを高くすることが要件のため、地震によって転倒しやすくなります。そのため、地震でも転倒しないようにするための対策として、突っ張り金具が付属していることを要件にしました。L字金具で壁に固定するのが耐震性能としては一番いいらしいのですが、壁に傷がつくことと、壁の下地を探して固定する手間がかかることから、突っ張り金具で妥協することにしました。
信頼できるメーカーが販売している
今後、同じ本棚を追加購入する可能性があるため、メーカーと商品が存続していてほしいので、ある程度信頼のおけそうなメーカーが販売していることが要件になりました。製品の品質についても信頼を持てるところが理想的です。
選定結果
前述の要件を一通り満たしているニトリのオーダーラックを購入しました。様々なメーカーがサイズをオーダーできる本棚を出しているのですが、ニトリが出しているなら無難かなと思って最終的に決めました。
具体的には、本体タイプは「タフタイプ 扉なし 突っ張りあり」、奥行きは「31 cm レギュラータイプ」、幅は「90 cm」、高さは「200 cm」、突っ張り棚は「32 cm(対応天井高:239 cm 〜 248 cm)」にしました。
本棚の到着予定は2020年9月になっているので、まだ現時点では家に届いていません。届いて設置したら、レビューを追記する予定です。
本稿では、本棚としてオーダーラックを注文した経緯を説明しました。本棚を購入する方の参考になれば幸いです。